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12話 狭所の戦闘と、ユウヤの特別刑

ผู้เขียน: みみっく
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-09-28 19:00:20

 負傷している兵士に治癒薬を渡して、兵士達に指示を出した。治癒薬は瞬く間に傷を癒やし、兵士たちの顔に驚きと安堵の表情が広がる。彼らの目には、希望の光が宿っていた。

「無事な兵士は、負傷してる者を外に運び出して」

「はい!」

 負傷していない兵士がすぐに動き出す。彼らの動きには、迷いがなかった。

「残りの兵士も店から出て逃げる盗賊を捕らえて!」

「はい!」

 無事な兵士に負傷をしている者を外に引きずり出させ、外には回復をした兵士達が逃げ出してくる者を捕らえる為に店を取り囲んでいた。動きは新兵という訳ではなさそうだった。

 店主が、なぜあれだけ堂々と違法なことを堂々と言い、悪びれる様子もなくしていた理由が分かった気がした。この兵士たちを見て確信した。取り締まりの経験がなく店など狭い場所での戦闘経験がない。ということは……この町では、あくどい商売をしても大ごとにならなければ取り締まりをされないってことだ。ここに来た兵士たちは新兵ではなく、動きからしてそこそこの経験を積んだ兵士に見えた。

 店には俺と盗賊だけになると店主と、その手下がニヤニヤしだした。彼らは俺を単なる子供と見下しているのがありありと分かる。その顔には、嘲笑と侮蔑の色が浮かんでいた。

 (まあ……俺みたいな一人のガキが相手だとそうなるよな……)

 俺は、彼らの反応を冷静に分析した。

「逃してくれるなら金貨5枚やるぞ? いや、10枚だ! どうだ?」

 店主は、いかにも悪党といった顔で、俺を値踏みするように言葉を投げかけてきた。その声には、俺を誘惑しようとする魂胆が見え隠れしていた。

 金貨を10枚革製の巾着に金貨を入れて見せてカウンターに置いた。

 金貨10枚か……ここなら1年以上くらい遊んで暮らせる金額だな。金貨5枚や3枚とかケチらない辺りが場慣れをしている気がした。初動でケチって兵士が集まってくれば買収する金額が跳ね上がってしまう。初期段階で金貨10枚で逃げられれば安いもんだもんな……

「ここの店から逃げても外で捕まると思うけど?」

 俺は、冷めた目で店主を見返した。

「そんな心配をお前にされなくても大丈夫だ。逃がしてもらえれば何とかなる」

 店主は、自信満々に言い放った。

「そう? 盗賊だから山でも森でも大丈夫そうだしね……」

 俺は、皮肉を込めて言った。

「まあな。逃してもらえれば、他の国でも同じ様な商売が出来るしな」

 店主の目がギラリと光る。その目には、金への執着と、悪辣な野心が宿っていた。盗賊なんて害虫の様にしぶとくて仲間を作り増えるし、どんな環境でも生き残っていけそうだよな。俺は、改めて彼らの生命力のしぶとさに感心した。

(こいつは、この店から出れば助かると思ってるんだろうな……俺に言ったように外でも買収をするつもりなんだろうな。でも、今回は無理だろうけど……ミリアが関わっているのをお偉いさんが知っているから買収に応じるわけがないだろ。取り逃がしたとなれば……兵士としての信用や職を失いかねない)

「お前が一人で10人と戦うつもりか?」

 店主は嘲るように言った。その背後に控える盗賊たちも、獲物を前にした獣のようにニヤついている。彼らの顔には、俺をいたぶるような残虐な笑みが浮かんでいた。

 俺は剣をショートソードに変えてバリアで覆い、切れ味と耐久性を向上させた。刃の周囲に微かな光の膜が張られる。その光は、まるで俺の決意を表すかのようだった。

「そうだけど? 死にたい人から掛かってきて良いよ」

 俺の言葉に、盗賊たちの顔から笑みが消え、警戒の色が浮かんだ。彼らの目には、わずかな恐怖が宿っていた。

「生意気なガキだな……コイツを始末して兵士が集まってくる前に逃げるぞ! 急げ!!」

 店主の号令で、手下の盗賊が剣で襲いかかってくるが、剣を振り上げると天井に引っかかり上手く戦えずにいた。狭い店内では、長物の武器はかえって邪魔になる。彼らの動きは、まるで素人のようだった。

 うん。こいつらも頭が悪そうだな……俺は、内心で呆れた。

♢金貸し店主への「特別」な罰

 店内に残ったのは、店主と、その手下の盗賊たちだけになった。殺したら情報収集ができなくなるので、俺はショートソードの切れ味をなくし、腕と膝に横から叩き込み、骨を砕いた。鈍い音が店内に響き渡る。店主の苦痛に満ちた呻き声が、薄暗い空間にこだました。

 店内が狭く剣を打ち込むのが間に合わず、2人が出口に辿り着けそうになった。ん~……外の兵士に任せても良いけど頼り無さそうだしなぁ。俺は、兵士たちの頼りなさを思い出し、自分で対処することを決めた。

 ズボンのポケットに手を入れて何かを出す振りをして、出口に向かう2人に向かって指で小石を弾く振りをして、膝を目掛けて小石大の大きさのバリアを飛ばした。

 パュッ!パュッ!

 膝に小石大のバリアを貫通させると、2人がその場に転がり藻掻き苦しみだした。その顔は苦痛に歪み、呻き声が漏れる。出口に向かおうとしていた盗賊たちは、その光景に躊躇をしだしていた。彼らの顔は恐怖に染まっている。

「くそっ! 何なんだ!? 痛ぇー!」

「気をつけろ! コイツ何かを飛ばしてくるぞっ!! 痛ぇ……」

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